こんにちは、タオルママよ。
9月1日は「防災の日」ね。皆さんのお家では、災害が起きて非難する時に必要になる避難リュック(非常持ち出し袋)の準備をしているかしら。タオルファミリーは毎年この時期に、防災グッズの点検をしているの。色々なグッズが出回っているけれど、その中でもタオルは、必ず入れておきたいアイテムのひとつよ。今回は、災害時に役立つタオルの種類や、便利な使い方などをご紹介するわ。
避難リュックに必ず入れておきたいタオル
フクくん:ママ、何してるの?
ママ:避難リュックの中に入れたタオルを確認しているのよ。タオルは、災害で避難した時、敷物や日よけ、マフラーとしても使える優れものなの。
フクくん:物を拭く以外にも使えるんだね。
ママ:そうよ。だから、避難リュックには、お家でもよく使うフェイスタオルを2~3枚入れておけば、いざという時に役立ってくれるの。
フクくん:他に役に立つタオルはあるの?
ママ:防炎タオルというものもあるのよ。その名の通り燃えにくいタオルで、直接火に接しても簡単には燃えないようにできているの。火災の初期消火に役立つから、普段からキッチンに置いておくと安心ね。
タオルで作る防災グッズ
ママ:タオルはそのまま使うだけでなく、防災グッズを作ることもできるのよ。例えば、防災ずきん。バスタオルとフェイスタオルを縫い合わせて簡単に作ることができるのよ。内側がポケットになっているから、避難に必要なものを入れて移動することができるの。
フクくん:タオルにも、ずきんにも、バッグにもなるんだね!他には?
ママ:小さなお子さんがいる家庭では、タオルをおむつの代わりにすることもできるのよ。スーパーのレジ袋をおむつカバーのように切り開いて、タオルを布おむつのように使うの。避難所などで紙おむつがない時に、タオルは簡易おむつとして使えるのよ。
フクくん:タオルがあれば、色々と使えて便利なんだね!
タオルでこんな活動も
ママ:災害時にとても役立つタオルを、安否確認の方法として活用している自治体もあるのよ。
フクくん:あんぴかくにん・・・?どうやって使うの?
ママ:災害に遭った時、そのお家の家族が無事であることを知らせるために、玄関先にタオルを下げておくのよ。タオルの有無を確認するだけで素早く安否確認ができるから、取り入れている自治体があるの。
フクくん:玄関を見て、無事かどうか分かるから便利だね。
ママ:そうね。ただ、タオルを下げて別の場所に避難した場合に、空き巣に遭う可能性があることや、無事であってもタオルをかけていない場合はどうするのかなど、課題はあるみたいね。
フクくん:タオルって、色々なことに使えるんだね!まだ他にもあるの?
ママ:日本タオル卸商連合会では、白いタオルを被災地に送る活動を始めているそうよ。さっき話したように、タオルは色々な使い方ができるから、被災地で少しでも役立ててもらいたいという思いから始まったそうなの。
フクくん:タオルがあると便利だからね!
ママ:だからこうして、防災グッズの中にも入れてあるのよ。最近では、コンパクトな固形状になったタオルもあるから、何個か入れておくといいわよ。
フクくん:ボク、今日は避難に持って行くものを準備する日にするよ!
ママ:偉いわ、フクくん。地震や洪水などの自然災害はいつ起こるか分からないから、普段の備えが大切になるのよ。いざという時に慌てないためにも、防災グッズはちゃんと準備しておきましょうね。もちろんタオルも忘れずに!